那須川天心、計量クリア「入念にずっと用意してきたからか、いつもより楽だったっす」キックボクシングを含めて最軽量の試合へ ボクシング
ボクシングの7大世界戦と那須川天心(帝拳)のWBOアジアパシフィック王座決定戦(東京・有明アリーナ)第2日の前日計量が13日、東京都内で行われ、世界戦3試合とWBOAP戦に出場する8選手が初回計量で規定体重をクリアした。セミファイナルのWBOAPバンタム級王座決定戦でタイトルに初挑戦するWBA・WBC同級3位・那須川天心(26)=帝拳=は53・5キロ、対戦相手ジェルウィン・アシロ(フィリピン)が53・2キロだった。 ◆日南まみ&赤城ありさ、ラウンドガールを務める【写真】 那須川はこれがキックボクシングを含めてプロとして出場する試合では最軽量。「入念にずっと用意してきたからか、いつもより楽だったっす。ちょっと感慨深いというか。プロなって10年たって、プロデビューした頃よりも低い体重でやる。10年よくやってきたなと思います」と、しみじみと話した。 2日間にわたって7つの世界戦が行われる日本ボクシング界史上最大規模の興行。那須川は「こんだけ世界戦が並ぶこともないし、ボクシングっていま熱がすごいある。そこで、自分を含めてどんだけ自分の色を見せるかが、そのお客さんにも伝わると思う。自分自身は突拍子もない動きだったりとかの、宇宙系ボクシングでやっていこうかなと思っています」と、目を輝かせた。
中日スポーツ