憎きFIFAウイルス。代表チームで負傷したスター(10)離脱は長期化…。靭帯を痛めたスペイン人代表W
所属クラブでの過密日程に加え、IMD(インターナショナルマッチデー)で各国代表の一員として試合をこなす選手が、怪我に苦しむケースが多い。「FIFAウイルス」とも揶揄されるこの問題は、多くの代表選手を擁するチームにとっては死活問題だ。今回は、2023年下半期の代表活動で負傷したスター選手を紹介する。
FW:マルコ・アセンシオ 生年月日:1996年1月21日(27歳) 所属:パリ・サンジェルマン(PSG)/スペイン代表 圧倒的な左足の決定力をもつスペイン代表のFWマルコ・アセンシオは、9月8日に行われたユーロ2024予選第5節のジョージア代表戦で先発出場したが、前半終了間際に足の打撲により負傷交代を強いられた。 アセンシオが所属するパリ・サンジェルマン(PSG)は、9月末までは回復に時間を充てる必要があると発表したが、公式戦12試合を欠場して実践復帰は11月に倒れている。スペイン紙『El Confidencial』は、アセンシオの復帰が遅れる理由として靭帯の問題を挙げていた。離脱期間は実質的に2ケ月に及んだが、11月のインターナショナルマッチデー明けとなる24日のモナコ戦でベンチ入りしたため、公式戦復帰は間近とみていいだろう。 今夏にレアル・マドリードからフリーでパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍したアセンシオは、リーグ・アンで3試合に出場し2ゴール1アシストを記録している。
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