【松本潤】「実は飲み会要員だったんです(笑)」NODA・MAP、カンパニーの中でのコミュニケーション力の高さに注目!
松本潤さんが13年ぶりに舞台に出演する。しかも、その作品は数多くの俳優が出演を熱望する『NODA・MAP』──。このニュースは松本潤さんや演劇のファンはもちろんのこと、舞台を観たことのない人たちの間でも瞬く間に話題となり、「絶対に観たい!」という声が数多く挙がっています。 〈画像〉松本潤さんのインタビューショット全部見せ!
コミュニケーションが大切。そこから生まれるものがあるから
──昨年は大河ドラマ、そして今年は長期間の舞台。それぞれ関わり合い方も期間も異なりますが、そういったときのメンタルの保ち方や息抜きの方法はどうしていますか? 「基本的には、その作品をやっているときの人と一緒にいることが多いですね。大河ドラマをやっているときはスタッフや共演者の方としょっちゅう会っていました。今はもうそれぞれ別の仕事をしていますから、たまに会ったり連絡したりするくらいです。みんなチームを大事にしてくれていたので、一緒にご飯を食べに行ったりすることが息抜きになっていましたね」
──テレビドラマのときと同様、舞台に出演されるときも、そういうのが気持ちの切り替えになったりするんですか?
「息抜きや気持ちの切り替えという側面もありますが、結局現場で話すことのできる量は限られる。 ほかにもやらなくてはいけないことがたくさんあるので、あっという間に稽古時間が終わってしまう。だから、ご飯を食べに行ったりして、そこで交わす他愛のない会話のなかでポンと出てくることが、逆に稽古に活きてきたりする。それはそれで大事だなと思っています」
──お稽古時間中以外でもコミュニケーションをしっかり取る、ということなんですね。
「よくNODA・MAP作品に参加されている方も多いですからね。コミュニケーションを取っていくなかで生まれるものって、きっとあると思います。実はね、僕、今まではずっとNODA・MAPの飲み会要員だったんです(笑)」
──NODA・MAPの飲み会に呼ばれていたということですか?(笑)
「呼ばれていたんだと思うんですが……(笑)。ただ、野田さんに聞くと、『別にお前のことは呼んでない。勝手に来ただけだろ?』って、すごく心外なことを言われるんです(笑)」
──では、今回の『正三角関係』で、ようやく晴れて飲み会要員から出演者に……(笑)。
「そうですね(笑)。普通に舞台を観に行って、その帰り際に野田さんから『行けるんだろ?』って言われて、『行けますよ』という感じで、本当によく飲みに行っていました。『自分も出てるんじゃないかな?』って錯覚するぐらい(笑)。今日の芝居はどうだったみたいな話もよくしていたんです。これまでにそういう機会が割とあったので、今回出演するのが初めてでも、実は知っている方も多いんです」 撮影/楠本隆貴 ヘアメイク/竹内美徳 スタイリング/丸本達彦 取材・文/前田美保 Edited by 三好 さやか
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