来年65歳で定年を迎えます。退職金を「貯金」か「資産運用」に回す予定ですが、どちらがよいでしょうか?
貯金と資産運用を使い分けるポイント
退職金は、使う目的や時期別に分けることがポイントです。例えば定年後に収入が減り、生活費の一部を退職金に頼らざるを得ないケースも考えられます。その場合は、生活費として引き出せるように、一定の金額を普通預金に入れておくと安心でしょう。病気やけがなどで急な出費がある場合にも助かります。 子どもの大学入学・家のリフォームなど、近い将来に使う予定のあるお金は、定期預金・国債などリスクが低くて資産を維持できる仕方で運用できます。解約時にまとまったお金が受け取れる介護保険や学資保険などの貯蓄型保険も検討できるかもしれません。 当面使う予定がないお金は、投資で運用できるでしょう。複利効果が得られるように長期投資をすることや、価格変動などのリスクをおさえるために分散投資をすることなどがポイントになります。資産運用には手数料がかかるため、事前に確認しておくことも大切です。
退職金の使い道は目的による! 「貯金」と「資産運用」を使い分けよう
貯金と資産運用のどちらがいいかは、退職金を使う目的によります。例えば生活費として使う必要があったり、病気やけがに備えていつでも引き出せるお金が必要であったりすれば、普通預金に置いておけるでしょう。近い将来に使う予定のあるお金は、定期預金・国債・貯蓄型保険などを検討できます。 当面使う予定のない余剰資産がある場合は、投資で資産運用をして増やせるかもしれません。投資信託や株式投資など、投資にはさまざまな種類がありますが、複利効果が期待できるように長期投資をしたり、リスクをおさえるために分散投資したりするといいでしょう。 老後生活中に資金が足りなくならないよう、退職金は目的に合わせて上手に使う必要があります。 出典 厚生労働省 令和5年就労条件総合調査 結果の概況(17ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部