蒔絵の年賀状づくりが最盛期 漆塗りの伝統技法活かし 来年の干支や縁起物が描かれ 福島・会津若松市
福島テレビ
福島県会津若松市の関漆器店では、20年ほど前から漆塗りの技法を用いた「蒔絵」をほどこした年賀状を制作している。 今年は、縁起物の「起き上がり小法師」や来年の干支である「へび」などが描かれた年賀状。絵柄を専用の紙に刷る作業を繰り返し、その上から金粉などをまいて1週間ほどかけて完成させていくということだ。 関漆器店の関盛夫社長は「蛇ですので脱皮をしますので、それを繰り返していくとそれで新しいことに挑戦していくということを考えて期待しております」と話した。 完成した年賀状は、この店舗以外に郡山市の百貨店や県の観光物産館などでも販売されるということだ。
福島テレビ