【MLB】カブスが連敗を3で止める 鈴木はミスを取り返す6号グランドスラム 満塁アーチは渡米後初めて
【レッズ5-7カブス】@リグレー・フィールド
日本時間6月2日、カブスは本拠地リグレー・フィールドでのレッズ3連戦の2戦目を迎え、2回表に4点を先制されたものの、7対5で逆転勝利。悪天候で開始が3時間20分も遅れた一戦を制し、連敗を3でストップした。8回表を無失点に抑えたカブス4番手のマーク・ライターJr.が2勝目(3敗)を挙げ、2点リードの最終回を締めくくった5番手のヘクター・ネリスは7セーブ目を記録。レッズ3番手のルーカス・シムズは決勝アーチを浴び、2敗目(1勝)を喫した。 【動画】カブスの鈴木誠也が同点の6号グランドスラムを放つ(MLB.comより) カブスは初回に鈴木誠也の三塁打などでチャンスを作ったものの先制できず、2回表二死満塁から右翼・鈴木の落球とスチュアート・フェアチャイルドのタイムリーで一挙4失点。しかし、2回裏二死満塁の場面で打席に入った鈴木がミスを取り返す6号グランドスラムを放ち、試合を振り出しに戻した。3回裏にニコ・ホーナーのタイムリーで勝ち越したあと、4回表にジェイマー・キャンデラリオのタイムリーで追いつかれ、試合は5対5の同点のまま終盤へ。8回裏に飛び出したダンズビー・スワンソンの5号2ランが決勝打となり、カブスが7対5で勝利した。 鈴木は「2番・右翼」でスタメン出場し、4打数2安打4打点2三振。初回の第1打席でレフトへの三塁打、2回裏の第2打席では渡米後初の満塁アーチとなる6号本塁打を放った。4回裏の第3打席は空振り三振、7回裏の第4打席も空振り三振に倒れたが、連続試合安打を9に伸ばし、3試合ぶりのマルチ安打も記録。今季の打撃成績は打率.265、出塁率.322、OPS.778となった。なお、3失点のタイムリーエラーと満塁本塁打を1試合で記録するのはメジャー史上初の珍事となっている。