大相撲和歌山場所秋巡業 10月開催 21日からチケット先行販売
大相撲秋巡業が10月20日に和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで開催されることになり、大相撲和歌山場所実行委員会の尾崎要二会長や日本相撲協会の竹縄泰一親方(元関脇栃乃洋)らが2日、同市内で記者会見し発表した。 地方巡業は、相撲文化の普及と青少年育成、大相撲ファンらとの交流などを目的に全国で開催。県内では昨年に続き開かれる。 記者会見で尾崎実行委会長は「昨年は非常に好評をいただいた。今年も大いに楽しんでいただくとともに日本の伝統である相撲文化への理解などへ力添えができれば」と述べた。 今回の秋巡業には、力士約100人を含む約190人が訪れる予定。午前9時から公開稽古があり、正午から幕下力士、午後1時半から幕内力士の取り組みがそれぞれ行われる。また幕内力士取り組み前の午後1時からは、拍子と足の音頭に合わせて力士が歌う「相撲甚句(じんく)」や、相撲の禁じ手や決まり手をユーモラスに紹介する「初切(しょっきり)」なども披露される。 入場料は1人5千~1万6千円。チケットは今月21日の午前10時~午後5時に特設電話(073・456・0061)とテレビ和歌山ホームページ内の特設サイトで先行販売。「ローソンチケット」で22日正午~26日午後10時に先着先行販売(インターネットのみ受け付け)、その後一般販売が行われる。問い合わせは実行委事務局(073・455・5721)。