DeNA・三浦大輔監督「ぜひ残って欲しい」、「来年優勝するには間違いなく必要な選手」国内FA権取得の佐野の残留を熱望
DeNAの三浦大輔監督が11日、日本記者クラブにて記者会見を行い、今季国内FA権を取得した佐野恵太について言及した。 佐野は20年に打率.328で首位打者に輝くと、同年から3年連続打率3割をクリア。今季は139試合に出場して打率.273、8本塁打、62打点だったが、7月には月間MVPに輝いた。レギュラーに定着した20年から5年連続で規定打席に到達している。 三浦監督は佐野について「来年優勝するには間違いなく必要な選手」とキッパリ。「球団の方と本人と交渉している最中なので、ぜひ残って欲しいなと僕は思っていますし、その想いは伝えています。あとは祈るだけです」と話し、「残ってもらえるものだと思って、FAは選手の権利なので非常に悩むと思うんですけど、悩んで、悩んで自分が後悔しない決断をして欲しいと思います」と佐野の残留を強く願った。 11月5日にFA申請手続きがスタートし、FA宣言する選手は日本シリーズが終了した翌日から土日、祝日を除く7日間以内に、権利を行使するか表明しなければならない。今年の締切日は11月13日。宣言した選手は14日にFA宣言した選手として公示され、翌15日から全球団と契約が交渉可能になる。 (取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)
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