齋藤飛鳥、伝説のアイドル役を一度は辞退していた「素直にやりたくなくて…」
17日、都内で行われたドラマ&映画「【推しの子】」のワールドプレミアでは、女優の齋藤飛鳥(26)が、出演を決めるまでの思いなども語った。 【画像】齋藤飛鳥、伝説のアイドル役を一度は辞退していた「素直にやりたくなくて…」 齋藤は、アイドルグループ「B小町」の不動のセンターで天性の輝きを持つ伝説のアイドル・アイ役を演じたが、最初はオファーを辞退したという。「マスコミの皆さん、ちょっとポップに書いていただけたらうれしいんですけど」と前置きして笑いを誘いつつ、「素直にやりたくなくて、普通にお断りさせていただいた。私がやる必要性が無いんじゃないかな?と思っていた」と明かした。 昨年「乃木坂46」を卒業しており、「約12年ぐらいアイドルをやらせていただいて、それを卒業してからのこれ(アイドル役)だったので、相当の覚悟が必要でした」と振り返り、出演の決め手については「実写化するにあたって、何を描きたいかというお話を具体的にいただいた時に、“それが狙いなら、私でももしかしたら演じられるかもしれない”と思ったり、スタッフさんの熱意を受け取らせていただいて、頑張ってみようかなと思った」と語った。 俳優・吉田鋼太郎(65)は、アイの才能を見いだし、スターとして育て上げた芸能事務所の社長を演じた。齋藤について、「ほとんど現場ではしゃべらないんです。僕はほぼほぼ飛鳥ちゃんと一緒にいる役なので、撮影も一緒にいたんですけど、2~3言しかしゃべってない。ただ、だんだん日にちが経つにつれて、ちょっとだけ笑顔をくれるようになったりして、少し安心したりした。もう少しおしゃべりしたかったです」と残念そう。演技については、「内に秘めた情熱といいますか、とても冷静だし落ち着いているし、動じないんだけれども、(劇中で)母になっていくにつれて、どんどん顔つきが変わっていったり、声のトーンも微妙に変わっていったりして、“ひょっとしたらこの人はものすごい女優になっていくのではないだろうか”という片りんをたくさん見せていただきました。本当に素晴らしかったです」と大絶賛。 それを聞いた齋藤は、「そんな温かい目で見てくださっていた事を今初めてしったので、悔いは残るばかりです。ありがとうございます」と恐縮しつつ喜んでいた。 ドラマ「【推しの子】」は今月28日午後9時より「Prime Video」にて世界独占配信開始。映画「【推しの子】-The Final Act-」は12月20日から東映配給にて公開。
テレビ朝日