「グアルディオラ監督が退任した場合には…」マンCは次期監督候補を強奪された!? マンU行き濃厚、アモリム監督争奪戦の真相
マンチェスター・ユナイテッドは28日、エリック・テン・ハフ監督の退任を発表した。後任候補には、日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPのルベン・アモリム監督の名前が挙げられている。同監督はマンチェスター・シティの次期監督候補ともされていたが、果たしてペップ・グアルディオラ現監督の後釜探しにどの程度ダメージを及ぼすのだろうか。イギリスメディア『Daily Mail』が現地時間29日に報じた。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ アモリム監督の招へいに大きな影響力を持っているとされるのは、ユナイテッドの最高経営責任者(CEO)であるオマール・ベラーダ。同CEOは、この夏にシティから“移籍”してきた人物であり、グアルディオラ監督が今季終了後に退団した場合の対応策を把握していると考えられる。加えてシティは、スポルティングのウーゴ・ビアナをフットボールディレクター職に迎えることを発表しており、アモリム監督の招へいに躍起になっているものとも思われていた。 しかし、シティはあくまでグアルディオラ監督との契約延長に全力を注いでいるようだ。同メディアは、「監督にプレッシャーをかけないように配慮しつつも、クラブは、栄光に満ちた彼の在任期間を、さらに延長することを望んでいるものと見られる。また、情報筋によると、万が一、グアルディオラ監督が退任した場合には、レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督など、チームのプレースタイルに合った人物を探すつもりのようだ」と、契約更新が最優先事項であることを報じている。 さらに、「スポルティングのビアナを呼び寄せたにもかかわらず、シティの内部関係者は、後任監督候補のリストにアモリム監督は載っていなかったと主張している」と、そもそもアモリム監督の招へいを画策していなかったことを伝えている。情報の真偽は不明だが、『Daily Mail』が報じた通りであれば、ユナイテッドがアモリム監督を引き抜いたとしても、ライバルクラブのシティが特別な損害を被ることはなさそうだ。
フットボールチャンネル編集部