7・7決勝トーナメントの組み合わせが決定した

　2024年7月7日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX』にて行われる、「K-1 WORLD MAX 2024 -70㎏世界最強決定トーナメント」決勝戦のトーナメント組み合わせ抽選会が、3月21日（木）都内にて行われた。 【写真】それぞれの思惑で枠を選んでいく選手たち 　前日に行われた「K-1 WORLD MAX 2024 -70㎏世界最強決定トーナメント」開幕戦を勝ち上がった7名の選手が出席。抽選方法は、まず開幕戦にて①より早い時間でKO勝利した選手、②判定勝ちは3-0、2-0、2-1の順、③判定のポイント差、の順番でボックスからボールを引いた。 1．デング・シルバ（ブラジル/Squadron Thai Brasil） 2．ダリル・フェルドンク（オランダ/Fight Team Ringer） 3．ヴィクトル・アキモフ(ロシア/ブラジリアンタイ) 4．オウヤン・フェン（中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP） 5．ゾーラ・アカピャン（ジョージア/ウクライナ/Gridin Gym） 6．カスペル・ムジンスキ（ポーランド/Armia Polkowice） 7．ロマーノ・バクボード(スリナム/ARJ Trainingen) 　ボールには番号が書いてあり、その番号順でトーナメント8枠の中から好きな場所を選ぶというもの。抽選会に立ち会ったK-1アドバイザーの石井和義館長は「組み合わせが懐かしい。ここ大切なんですよ。休める方がいいので早く試合をした方がいいんです。A・BとG・Hに入るのは違う」と、試合が終わった後で休める時間が長いAかBを選んだ選手が有利、トーナメントは運にも左右されるとした。 　その結果、1番はフェンでA枠へ。2番目はアキモフでE枠。3番目がバグボードだと分かると石井館長は「相性の問題もある。僕には分かりますよ」とバグボードはFを選ぶと予想。バグボードはその予言通り、Fの枠を選んだ。続いてシルバが4番目でC、5番目のムジンスキがG、6番目のフェルドンクがD、7番目のアカピャンはHとなった。自動的にワイルドカード（未定）の選手はBへ。これにより、決勝トーナメントの組み合わせは次のように決定。 ▼K-1 WORLD MAX 2024 -70㎏世界最強決定トーナメント準々決勝 オウヤン・フェン（中国/天津阿福ファイト ワイルドカード ▼K-1 WORLD MAX 2024 -70㎏世界最強決定トーナメント準々決勝 デング・シルバ（ブラジル/Squadron Thai Brasil） ダリル・フェルドンク（オランダ/Fight Team Ringer） ▼K-1 WORLD MAX 2024 -70㎏世界最強決定トーナメント準々決勝 ヴィクトル・アキモフ(ロシア/ブラジリアンタイ) ロマーノ・バクボード(スリナム/ARJ Trainingen) ▼K-1 WORLD MAX 2024 -70㎏世界最強決定トーナメント準々決勝 カスペル・ムジンスキ（ポーランド/Armia Polkowice） ゾーラ・アカピャン（ジョージア/ウクライナ/Gridin Gym） 　それぞれ、なぜその枠を選んだか。その理由は次のように語っている。 フェン 「もちろん自分はナンバー1を引いたのでみんなAを期待するでしょう。だから選びました。自分の目標はこれから毎試合を全力で戦って優勝してベルトを獲ることです」 シルバ 「チャンピオンがAを選んだので、僕の実力を示せるようにCを選んだ。ブラジルで一番強いので、世界一を成し遂げるために王者がいる枠を選びました」 フェルドンク 「この場所は迷ったけれど、ダリルなので頭文字をとりました。デングに勝てるように頑張ります」 アキモフ 「なぜかという意味はないです。この表を見た時に、ここかいいと思いました。今回急遽参戦を決めた選手同士なので次回戦うことを楽しみにしています」 バグボード 「オウヤンとファイナルで当たりたいと思ったので選んだ」 ムジンスキ 「ワイルドカードと当たりたいからここに決めた。結果はそうはならなかったけれど。誰が一番になるか決める試合なので頑張りたい」 アカピャン 「昨日の戦いを見ていて、いろいろ考えてこのHにしました」