林遣都「生涯忘れられない日に」 第1子出産に立ち会うためにムロツヨシらが全力応援
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俳優の林遣都さん(33)が9日、映画『身代わり忠臣蔵』の初日舞台挨拶に、主演のムロツヨシさん(48)、川口春奈さん(29)らと登場。林さんが、撮影期間中のムロさんやスタッフの気遣いに感謝を述べました。 【画像】俳優・林遣都、2歳年上の大島優子と結婚 映画は、時代劇『忠臣蔵』をベースに“身代わり”という斬新なアイデアを加え生み出された作品。ムロさんは、江戸一イヤミな殿・吉良上野介と、その弟で三文芝居の怠け坊主・吉良孝証の1人2役。林さんは、吉良上野介の側近・斎藤宮内を演じています。 2023年1月に、妻・大島優子さん(35)との間に第1子が誕生した林さん。撮影期間中に印象的だったことを聞かれると「ちょうど、この撮影をしていた時期に子供が生まれたんですけど、ムロさんとのシーンを撮っているときに、子供がいつ生まれるか分からない状況で、京都にいたんですよね。その日の夜に撮影をして、新幹線に乗れたら立ち会えるんじゃないかみたいな日がありまして。まあちょっと(立ち会うのは)厳しいかもなっていうときに、おそらくムロさんが、監督やプロデューサーさんたち全スタッフの方に、“遣都押しでいこう”と言ってくださって。僕が映るシーンを、先に全部撮ってくださって」と、ムロさんやスタッフの気遣いで林さんのシーンだけ先に撮影することに。 さらに、撮影自体もスピードアップしたそうで「急に現場の士気が見たことないくらい上がって。ムロさんも1分1秒でも時間を短縮できるように、(待機場所に行かずに)ずっと現場に立ってくださってて。それを見たスタッフの方たちも、カットが終わる度に“次、次、次!”って(撮影を終わらせた)。たぶんまだ他のカットは残ってたと思うんですけど、監督も“大丈夫”と言ってくださって、ムロさんも“行け!”って言って、走って間に合って。出産に立ち会うことができたという。生涯忘れられない日になりましたね」と、ムロさんやスタッフの応援に改めて感謝しました。 そして、ムロさんについて「男前、カッコいい方だと思いましたね」とコメントすると、ムロさんは「まあでも、当たり前のことを、当たり前に発言し、行動に移したまでなんですけど」と照れつつも、「一生に一度のことだし、撮影も大事ですけど、これはもしかしたら行けるなっていうギリギリのところもありましたよね。なので、こうすれば間に合うということだったので、ぜひ立ち会ってもらいたいし。僕には、まだ予定はないですが、どういった感情だったのかなとか、ゆっくりこれから聞くし、もうそろそろお子さんに会いに行かないといけないなと、今のエピソードを聞いて思いましたね」と語りました。