岩手戦に向け試合形式で調節するＦＷ森（左から３人目）

　明治安田サッカーＪ３の福島ユナイテッドＦＣ（福島Ｕ）は２４日午後２時から、いわぎんスタジアム（盛岡市）いわてグルージャ盛岡との今季最終戦・第３８節に臨む。Ｊ２昇格プレーオフ進出や地元でのプレーオフ開催が懸かる一戦に向けて２２日、福島市の十六沼公園で調整に励んだ。 　福島Ｕは３７試合を戦い１７勝５分け１５敗の勝ち点５６。３～６位が進めるプレーオフ圏内の６位につける。最終節で勝つか引き分ければ自力進出となる。勝ち点３差の７位ギラヴァンツ北九州を得失点差で１０上回っており、最終節で岩手に敗れた場合も北九州が大勝するなどして得失点差で逆転しない限り６位以上が確定する。 　最終戦で戦う岩手は５勝７分け２５敗で最下位の２０位。福島Ｕが勝って勝ち点３を積み上げ、４位松本山雅、５位ＦＣ大阪がいずれも引き分け以下で終えた場合は、福島Ｕが４位に浮上する。４位でリーグ戦を終えればプレーオフ１回戦を本拠地のとうほう・みんなのスタジアム（あづま陸上競技場）で開催できる。

　前節・沼津戦で同点ゴールをアシストし、勝利に貢献したＦＷ森晃太は２１日の練習後取材に「プレーオフへ勢いづけるためにも、点を取ることを重視して戦う」と最終節での勝利を期した。