日韓戦に向け、公式会見に臨む女子韓国代表のシン・サンウ監督（右）と主将ＭＦイ・ヨンジュ

　サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は26日、東京・国立競技場で女子韓国代表との国際親善試合に臨む。8強で敗退したパリ五輪後に池田太監督が退任。国内外の指導者を対象に進めている新監督の選定が難航しているため、2011年女子W杯優勝や12年ロンドン五輪で銀メダルに導いた佐々木則夫女子委員長が1試合限定で監督代行を務める。 　韓国のシン・サンウ監督と主将MFイ・ヨンジュ（FCレバンテ・バダロナ）が25日、試合会場で公式会見に臨んだ。シン・サンウ監督は「日本の選手リストには海外組が非常に多く含まれている。非常に技術力の高い、素晴らしいチームだと判断、分析している」と指摘。その上で、「韓国は組織的なプレーで対抗しようと、トレーニングで積み重ねてきた。明日は素晴らしい、面白い試合になるのではないかと思っている。日本の選手たちがどのようなプレーを見せてくれるかというのも楽しみ。韓国の選手たちがどのように対抗していくかも期待している」と話した。 　イ・ヨンジュは「日本は非常に素晴らしいチームであることはよく存じ上げている。短い時間だったが、しっかり分析してきた。それを土台にしっかり準備した上で、明日の試合は学ぶべき点もたくさんあると思うが、私たちのサッカーをしっかりと皆さんに見せたいと思っている」と意気込んだ。