松下奈緒“紗英”、小雪“九条”との再契約に安堵…一方、比嘉愛未“杏子”にも転機が訪れる<スカイキャッスル>
松下奈緒が主演を務めるドラマ「スカイキャッスル」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第3話が、8月8日(木)に放送される。 【写真】大西利空“遥人”に馬乗りになる前原滉“永峰” ■壮絶な泥沼マウントバトルが繰り広げる“ギラドロ・サスペンスミステリー” 原作は、韓国のケーブルテレビ局「JTBC」で放送された「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」(2018~2019年)。中毒性あふれる物語にハマる視聴者が続出し、最終回の視聴率が23.8%という記録的大ヒットを収めた隠れた名作だ。 今作は、そんな「SKYキャッスル」を制作した韓国の大手スタジオSLLと世界的ヒット作「梨泰院クラス」のジャパン・オリジナル版「六本木クラス」(2022年)の制作陣がSLLと再タッグを組み、日本ならではの創造性と刺激、中毒性をたっぷり詰め込んだジャパン・オリジナル版となっている。 ■秘密、闇、苦悩を抱えるセレブ妻を比嘉愛未、高橋メアリージュンらが演じる 松下の他に木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪が出演する。松下が演じるのは、誰もがうらやむ経歴と容姿に恵まれた完璧セレブの主人公・浅見紗英。そして、比嘉が才色兼備かつ慎ましい性格の二階堂杏子を、高橋が情熱的でチャーミングな夏目美咲を演じる。 スカイキャッスルで暮らす彼女たちは、いずれも名門「帝都病院」の医師を夫に持つ、この上なく裕福で幸せそうなセレブ妻。ところが勝ち組の中には、さらなる幸せを勝ち取るため、絶対に負けられない戦いがあった。彼女たちは”夫の出世バトル”に加え、同学年の子を持つ母親として”受験バトル”でも頂点を極めようと対抗心を燃やし、しのぎを削る日々を送っている。 そこにセレブらしからぬ素朴さと純粋な正義感、優秀な夫&息子を持つ、木村演じる新たな住民・南沢泉と、小雪演じる、担当した生徒を100%志望校に合格させるミステリアスな受験コーディネーター・九条彩香が出現し、女たちの戦いは新たな局面へと突入。 しかも、セレブ人生において致命傷になりかねない過去をひた隠す紗英をはじめ、5人の女たちはそれぞれ秘密、闇、苦悩を抱えていた。そんな中、スカイキャッスルで発生した"謎多き事故"を皮切りに、想像の域をはるかに超えた"嵐の連鎖"が、彼女たちを飲み込んでいくことになる。 ■「スカイキャッスル」第3話あらすじ 第3話は―― 娘のためなら、どんなことでもする――。成績が学年3位に落ちて苛立つ長女・瑠璃(新井美羽)のため、人一倍高いプライドをかなぐり捨てて土下座。瑠璃が心酔する敏腕受験コーディネーター・九条(小雪)との再契約に、ようやくこぎつけ安堵したセレブ妻・紗英(松下奈緒)。 だがその矢先、九条は瑠璃を超難関校合格に導くため、成績トップを争う泉(木村文乃)の息子・青葉(坂元愛登)&未久(田牧そら)との恋の三角関係を利用しようと計画する。これにはさすがの紗英もためらうが、九条に指導を一任すると約束した以上、黙って従うしかなく…。 同じ頃、九条の争奪戦で紗英に負けた杏子(比嘉愛未)にも、新たな転機が訪れる。受験生の息子・翔(柴崎楓雅)を“飼育まがいの教育”で追い詰めるモラハラ夫・亘(鈴木浩介)に反発心を抱くも、制圧され続けてきた杏子。だが、行動を起こさなきゃ何も変わらないと、大切な我が子を守るため、大胆不敵なある行動に出る。 そんな中、浅見家に不穏な影が落ち始める。泉の夫である脳神経外科医・公平(大谷亮平)の出現で、名門「帝都病院」での出世が危ぶまれる紗英の夫・英世(田辺誠一)へ、謎の番号から着信が。さらに、次女の真珠(白山乃愛)が万引き。決定的瞬間を、紗英と真っ向から対立する泉に目撃されてしまう。 ――という物語が描かれる。 ■「合格のためには何でもするとおっしゃいましたよね?」 公式ホームページなどで見ることができる最新の予告動画は、これまでのあらすじの振り返りからスタート。「九条先生じゃなきゃダメなの!!」と泣き叫ぶ瑠璃のために、九条へ土下座し「瑠璃を帝都医大付属に合格させてください」と頼み込む紗英。 「どうしてまた瑠璃さんの指導を?」と秘書の永峰(前原滉)から尋ねられ、九条は「あの親子には、私が必要なの」と返答する。 場面は切り替わり、「親の期待が、実は子供を苦しめていたのかもしれない」と悲劇を分析する泉。そして、食卓から走って逃げ去る息子・翔の姿を見て、亘へ「あなたは自分の理想を子供に押し付けすぎです」と意見する杏子。 また、九条のプランに「思春期の感情を弄ぶようなまねは…」と渋る紗英だったが、九条から「合格のためには何でもするとおっしゃいましたよね?」とぴしゃりと返されてしまう。 そして、「行動を起こさなきゃ何も変わらないもの」と工具を手にする杏子、瞑想する瑠璃へ「欲しい物は、人を押し除けてでも必ず手に入れる」と考え方を刷り込んでいく九条、真珠が店で雑誌を万引きする瞬間を見かけてしまう泉、そして「何なんだ、これは!?」と怒りをあらわにする亘の姿も。 続けて「希美…なのか?」と電話に出る英世に、受話器の向こう側にいる希美(映美くらら)、「大丈夫です、知っているのは英世さんだけですから」とどこかへカメラを向ける紗英が映し出され、最後には英世の母・雪乃(藤真利子)から「この嘘つきが」と蔑まれる紗英の様子が切り取られている。 公開された動画には、「演技力がすごい…」「最高に面白い」「次回も楽しみ!!」といった声が寄せられている。