【高い!】キャベツ“記録的高騰”に家庭も店も悲鳴「高級品ですね」2025年も続く値上げラッシュ…暮らしへの影響・賃金について詳細解説
(足立夏保キャスター) 「4月までに値上げされる主な食品はこちらです。 今月からすでに値上げされていて、すでに実感されている方もいらっしゃると思いますが、パンは1%から5%、さらに来月2月からは冷凍食品が約3%から30%値上げということで、人気の餃子やチャーハンなども含まれていますが、チャーハンは、お米の価格が高騰していて、パックご飯なども高くなっていますが、こういったお米を使った商品というのも高くなっているということです。 さらに、2月からこういったお菓子が2%から32%、4月にはビールなどのアルコール類、もう繰り返し値上げが続いていますが、値上げします。
実はですね、品目数というのも非常に多くて、1月から4月に値上げされる予定が6,121品目ということで、去年と比べても6割増しのペースだということなんですね。 なぜ値上げするのかと言いますと、原材料費や物流費、人件費、包装や資材費なども、あらゆるものが高くなっているということなんです。 そして今月16日には、ガソリンへの補助が先月に続いて縮小されるということで、レギュラー1リットルあたり185円台になるということなんです。
なかなか高くなっているわけですが、私たちの賃金はどうなっているのでしょうか。 春闘の賃上げ率を見ていきますと、ここ10年くらいは2%ほどで推移していたんですけれども、去年は33年ぶりに5.3%になりました。また今年の予測値は第一生命経済研究所によりますと4.8%ということで、計算すると平均賃上げ額は約16,500円ということなんです。 第一生命経済研究所の新家義貴さんによりますと「人材確保のためにも賃金は上がるが、物価上昇が思った以上に続いているので、実質賃金のプラス化は当面難しい」ということです。 この実質賃金、やはり上がってほしいところなんですが、上がらないとなりますとやはり政府からの支援というのも欲しくなります。電気、ガスの補助金は今月から3月使用分までに限り実施されるということで、標準的な使用料の家庭では月に最大で1300円の値下げ効果があるということです。 やはり高岡さん、石破政権の物価高対策というのはさらに求められますよね」 (高岡達之・読売テレビ特別解説委員) 「さっきのお給料のグラフを見ていただきたいんですけども、基本は大企業なんですよ。大企業の皆さんのお給料が上がりました。でも日本は中小企業が8割以上だと言われています。だから次は中小企業に支払う大企業の側の支払いを上げていただかないと。 私、ちょっとショックだったのが、昨日もですね、財界のいろんなところで集まりがありましたけど、大企業の経営者の方に限ってですね、中小企業の皆さんに『もっとここは勇気を振り絞って賃上げをしてください』と。あなたたちが払いなさいよ、というようなお顔で見てた中小企業の社長さんも多かったです」 (足立夏保キャスター) 「2025年も物価高対策というのを、私たちもやっていかなきゃいけないですけれど、計画的な一年にする必要がありそうです」
【関連記事】
- 【独自解説】「全てうまくいっていない」2024年もお騒がせだったヘンリー王子夫妻を“ある大物”が超辛口批判 2025年も前途多難⁉「メーガンは『自分が何でも知っている、簡単にできる』と勘違いしている」
- 「会社に行ってる方が楽」「今から仕事が信じられない」最大9連休明け、仕事始めのオフィス街の声は…
- 「ええ芸妓さんになりとおす」花街での仕事始め『始業式』 芸事への一年の精進を誓う 京都・祇園
- 【独自解説】「より完全な安全性を保とうというモチベーションがない」なぜ4年半も気づかれなかったのかー?三菱UFJ銀行の貸金庫で起きた“十数億円窃取”―巧妙な手口と、旧態依然の「貸金庫ビジネス」のウラ側
- 【速報】20代女性の自宅で性的暴行の疑い 障害者就労施設職員の32歳の女と37歳の男を逮捕 滋賀