クレジットカードは、いかに使いこなすべきか? スマートな利用方法を伝授(海外)
知っておくべき主なクレカ用語
責任を持ってクレジットカードを管理できるかどうかは、クレジットカード用語をどの程度理解しており、クレジットスコアがどう計算されるかによって変わる。以下は、知っておくべき重要なクレジットカード用語だ。 限度額:カードで借入(支払)できる最大金額 年利:全額を支払わないと課せられる金利 最低支払額:延滞料を回避するために支払わなければならない最低額 猶予期間:請求サイクル末から支払期日まで、金利負担なく利用できる期間 入会キャンペーン金利:初めてクレジットカードを作った時に一定期間提供される特別の低金利 残高:請求サイクル末の負債合計額 年間手数料:カードを保有しているだけで発生するクレジットカードの年間手数料 延滞料:支払い期日に支払えない場合にかかる手数料
責任を持ってクレカを使うための3つのポイント
1. 予算を設定し、支払える金額だけ使う 借金に陥らないようにする最善の方法は、支出予算を設定することだ。クレジットカードをデビットカードのように扱い、毎月返済する余裕のある金額だけ支出するといい。 2. 期日に支払い、延滞料を回避する 最低支払額を自動的に支払うように設定すると、延滞料と違約金を回避できる。金利を回避するには毎月残高をすべて返済するのが理想的だ。念のため言うと、別のクレジットカードでクレジットカードの残高を支払うことはできない。 3. 最低支払額ではなく、残高を返済する 毎月クレジットカードで最低支払額だけ返済していれば延滞料はかからないが、残高に金利は発生する。追加費用を回避し、貯蓄に回すために、余裕がある時はいつでも残高をすべて返済しよう。
クレカのメリットを最大限活用する2つの方法
1. 特典を獲得し、ポイントに変える クレジットカードのメリットを最大限生かすには、自分の支出習慣に合ったクレジットカードを選ぶことだ。例えば、食料品やガソリンの支出が最も多いなら、これら特定の品目に対するポイントや特典を得られるカードを探そう。コンビニでのポイントが高いクレジットカードやカフェ利用に注力したクレジットカードもある。 次に、航空券やホテルの宿泊など、最も価値の高いものに貯めたポイントを変えよう。キャッシュバックのようなシンプルなものを好む人や、旅行ポイントに変えるのは面倒くさいと思う人は、キャッシュバックカードの方が良いかもしれない。 2. 入会キャンペーン金利や残高移行を活用する 入会キャンペーン金利が適用されている間、金利0%で大きな買い物をすることができる。ただし、通常金利が適用される前に全額返済しよう。さもないと、結局金利が発生してその目論見がパーになってしまう。また、クレジットカードのバランストランスファー機能を活用して高金利カードの負債を管理することも可能だ。クレジットカードで婚約指輪のような高額な買い物を支払うために時間が必要ならば、バランストランスファーを活用することもできるが、移行手数料や条件には注意が必要だ