バイクにも存在する? クルマを預けた際に使える「代車サービス」
バイクの代車、どうやって借りればよい?
車検や定期点検、修理などは数時間で終了する場合もあれば、数日かかる場合もあります。しかし数日愛車を預けるとなると、車両が無いことで生活に支障をきたすケースも少なくありません。そういった場合に、代わりの車両として用意されるのが代車です。 【画像】バイクを数日バイクショップに預ける際の「代車」サービスを画像で見る(10枚) クルマを車検や修理に出した際は代車が用意されるのが一般的ですが、バイクでも代車は存在するのでしょうか。
実はバイクにも、クルマと同様に代車を提供してくれる業者は存在します。しかし、どの店舗にも代車があるわけではなく、個人経営や小規模なバイクショップには、代車がないケースも少なくありません。 バイクの代車はクルマと比べて台数が少なくモデルも限られており、基本的にバイクの代車は50ccから125ccの原付バイクであるケースがほとんど。250ccのバイクを用意している店舗も存在するようですが、かなりレアというのが現状です。 また台数も少ないため、他の人が借りている場合は代車が使用できない可能性も。バイクの代車を確保したい人は、点検を依頼する店舗に代車があるのかを確認し、ある場合は予約をしておくとよいでしょう。 なお、クルマに比べてバイクの代車の台数やモデルが限られている理由は、割に合わないから。 バイクはクルマに比べて修理費用が安く、修理時間が短い傾向にあるため、代車を用意しても車両料金が補えないことや、利用されずスペースだけをとる事になる場合がほとんど。特に251cc以上のバイクとなると、車検が必要となり維持費が高くなってしまいます。
またバイクは立ちゴケする事もあり、傷つくリスクが高いため、メンテナンス費用がかさむ可能性もゼロではありません。このように、代車を用意してもコストパフォーマンスが悪いため、台数を用意する事が難しく、モデルも限られてしまうという訳です。 なお、修理中などにバイクが必要にもかかわらず代車の用意が無かった場合は、レンタルバイクを借りるのもひとつの手。 レンタルバイクは、レンタル費用はかかってしまうものの豊富な種類のバイクの中から選ぶことができるというメリットがあります。また、加入している任意保険の補償内容に代車特約が入っている場合、保険会社がレンタルバイクの用意と費用を負担してくれる可能性もあるので、必要な場合は自身の契約している保険の内容を確認してみましょう。 バイクショップの中には、その店舗に修理を依頼していなくてもバイクの貸し出しをしてくれる代車サービスをおこなっている店舗もあります。急に代車が必要になった場合は、代車サービスを実施している店舗を探してみるのもオススメです。 そして代車を借りる際は、元々の傷と保険の補償内容を要チェック。元からついていた傷にもかかわらず自分が付けたと判断されてしまうと、余計な費用を負担することになってしまいます。 後々トラブルにならないよう、代車の状態を店員と確認し、車両状態を写真におさめておくと安心です。