地元の掲示板「ジモティー」を使った不用品の“0円売買” あげる人は「粗大ごみに出すより便利」、もらう人は「掘り出しものを見つける醍醐味」
タダのものから掘り出しものを見つける醍醐味
引き取る側はどう感じているのだろうか。自営業の30代男性・Cさんは、「掘り出し物があれば、ぐらいの感覚」と話す。 「タダだと競争率が高くて手に入れられないこともあるほど、人気が出るものもあります。引き取った傷ありの家具や多少の難ありの中古品をうまく修繕したり、部屋になじませたりできると、なんともいえない充実感があります。コレが全部タダでできたんだな、と。タダのものを掘り出すのはもはや趣味。ただ、なかには本当にどうしようもないものもあるので、なんでもかんでも引き取るわけでもないですけどね」 不要品の処分に困ったら、「タダであげる」という選択肢がある。自分にとってはいらないものでも、誰かにとっては掘り出し物かもしれない。メリットとデメリットはよく理解したうえで活用したい。(了)