イスラエル側、米への代表団派遣を取りやめ
イスラエルの首相府は25日、アメリカへの代表団派遣を取りやめると発表しました。 イスラエル首相府は25日、国連安保理で採択された即時停戦を求める決議で、アメリカが拒否権を行使しなかったことに「アメリカの一貫した立場からの明らかな逸脱である」と反発し、代表団をアメリカに派遣しないと発表しました。代表団は今週、ワシントンを訪問し、ガザ地区最南部・ラファへの地上侵攻にかわる案について協議する予定でした。 アメリカ・ホワイトハウスのカービー大統領補佐官は25日、イスラエルが代表団の派遣を取りやめたことについて「大変失望している」と述べました。また、アメリカが拒否権を行使しなかったことについては「政策の転換を示すものではない」と説明しています。