<アンチヒーロー>最終回の見どころは? 38分38秒に及ぶ「大法廷シーン」 “父の日”に親子の絆に思いをはせて ドラマPが語る
俳優の長谷川博己さんが主演を務める、TBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「アンチヒーロー」が、6月16日に最終回を迎える(25分拡大スペシャル)。「逆転パラドックスエンターテインメント」と銘打たれ、毎回のようにどんでん返しがある展開に、SNSで感想や考察が盛り上がるなど話題を呼んだ今作。制作陣は反響をどう受け止めたのか、また最終回の見どころを飯田和孝プロデューサーが語った。 【写真特集】どうなる?最終回 明墨VS伊達原の行方は 第10話の場面カットを先取り公開!
◇伏線回収が目的というよりも「皆さんにすっきりしてほしい」
飯田さんは、視聴者の反響について、「しめしめな部分はもちろんあるんですけれど」と前置きした上で、「そこから課題が見つかったりするんですね。途中からそちらの方が大きくなって。こうだとこう感じるのかとか、もっとここは繊細にやらないといけないんだなとか、そういう(指摘がある)投稿の方が気になりました。作品に反映させるストロークはなかったんですけれど、ドラマを制作する上で、勉強としてとらえさせていただいた」と真摯(しんし)に語る。
最終回の予告では「全伏線回収&それぞれの未来へ」とテロップが映し出された。飯田さんは、「伏線回収が好きな方々に刺さりたいと思っていたので、そうなったんですけれど、全伏線を回収することが目的というよりは、視聴者の皆さんにすっきりしてほしいなという思いがあります。皆さんが想像しているものを上回りたいと、いつもドラマを作っていて思っていますが、そういった思いも込められています」と明かす。
音楽も印象的なドラマで、miletさんが歌う「hanataba」のかかるタイミングもこれまで話題になった。最終回では「どこで主題歌をかけるかをすごく議論しました。もう1パターンあったんです」と舞台裏を語る。最終回ではどこで主題歌がかかるのかにも注目したい。
◇最終回の見どころは法廷シー以外にも
最終回について、飯田さんは「今はとにかく見て楽しんでほしい。まだ9話まで見ていない人は配信で見られるので、とにかく見てほしいという思いだけですね」と熱く語る。そんな最終回の見どころをズバリ尋ねた。