飯岡 大政（桜美林大野球部提供）

　首都大学野球連盟の一部リーグの桜美林大の新体制が発表された。2021年には大学選手権出場している同大。昨秋は東海大などに勝ち点を挙げたが、4位に終わり、巻き返しを図っている。 【一覧】桜美林大新体制 　主将となったのは、飯岡 大政内野手（石岡一）。石岡一時代は21世紀枠として2019年のセンバツ出場。4番ファーストでスタメン出場している。 　副将には正捕手の寺嶋 勇馬捕手（千葉明徳）など7人が就任した。寺嶋は千葉明徳時代、千葉独自大会（2020年夏）で3本塁打を記録し、注目を浴びた。 　桜美林大入学後は競争に勝ち抜き、スタメンマスクの座を獲得。昨秋のリーグ戦では5番でスタメン起用されるなど、強打の捕手として期待されている。 　この体制になったことについて折笠 仁樹主務（横浜）は「この学年はリーダーシップのある選手が多く、チームが一体となってやる気に満ち溢れています。その中で、3年生たちをうまくまとめて、バランサーの役割が期待できる飯岡が主将となり、それぞれの選手が役職につくことになりました」と語る。 　今年の桜美林大は最終学年を迎える速球派右腕・大坪 誠之助投手（土浦湖北）、田中 颯希投手（日本航空石川）など投手が揃い、新入生も大型スラッガー・針金 侑良外野手（日大三）など楽しみな選手が入部予定だ。