スペック最強は誰だ!? 日本代表、最新メンバー能力値ランキング11位。まさかのベンチ降格…。攻撃的SBが輝けず
10月シリーズのワールドカップ(W杯)アジア最終予選でも錚々たる選手が名を連ねるサッカー日本代表はファンを魅了してくれた。そんな彼らの能力を数値化するのは極めて困難なことは承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は10月16日現在。『transfermarkt』を参照)
11位:菅原由勢(サウサンプトン/イングランド) 生年月日:2000年6月28日 市場価値:1200万ユーロ(約19.2億円) 24/25リーグ戦成績:7試合1得点0アシスト 日本代表通算成績:13試合1得点1アシスト 多くの選手が日本代表の基本システムが[3-4-2-1]へと変更してからポジティブな結果を得ることができている一方で、本職サイドバック(SB)の選手たちは大きく出場機会を減らしてしまっている。今季サウサンプトンに移籍した菅原由勢もその1人で、6月6日に行われたミャンマー代表戦を最後に5試合続けて未出場に終わっている。 ただ、その能力の高さには確かなものがある。所属するサウサンプトンでも右ウイングバック(WB)でプレーあり、しており、縦への仕掛けからのクロスでチャンスを演出することに長けている。 セットプレーのキッカーを務めるほどキックの精度も高く、「攻撃」と「スキル」の能力値はDF登録の選手ではトップの数値となった。 所属クラブでもWBとしてプレーしているのにも関わらず、代表で出場機会を得られていない要因は、単純にライバルが強力であることが大きいだろう。 特に同じ右利きの伊東純也は、菅原を上回る圧倒的な攻撃力がある上に守備もサボらず、対人戦にも強い。それでもプレミアリーグで攻守に揉まれればあらゆる能力の向上が見込まれ、スタメン争いに割って入ることができるようになるかもしれない。
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