春の高校バレー香川県予選の決勝戦が１１月３日に行われ、男女の代表校が決まりました。 女子の決勝は２０２４年、夏のインターハイに出場した高松商業と２大会ぶりの春高全国大会を目指す高松南が対戦、高松商業の２年生エース松本瑠奈が破壊力抜群のスパイクを見せます。 第１セット、７点ビハインドの場面では、ブロックの上からのクロススパイクで反撃開始、高松商業が怒涛の追い上げで逆転に成功し、第１セットをもぎ取ります。 セットカウント２対１で迎えた第４セットも松本がパワフルなスパイクを決め続けます。高松商業が強さを見せつけ、５大会ぶり１１回目の全国の切符を手にしました。 （高松商業２年　松本瑠奈選手） 「苦しい練習や辛いことはたくさんあったが 全員で優勝することができてうれしい。1日1日を大切にして 良い状態で臨めるようにしたい。」 一方、男子の決勝は多度津と高松工芸が対戦、多度津のエース３年生の加藤せいじが躍動します。相手のブロックやレシーブをものともしない強烈なスパイクが加藤の持ち味です。序盤から加藤を中心とした攻撃で得点を重ねるとセットカウント２対１で迎えた第４セット、加藤が自ら拾ってバックアタック…エースの活躍で多度津が勝利し、夏のインターハイに続き５大会ぶり６回目の全国大会進出です。 （多度津３年　加藤せいじ選手） 「全国でやり返すと考えながら 今まで頑張ってきた。その努力が実ってうれしい。分かっていても止められないような 本物のエースになれるように、オレンジコートで 青いユニホームを着て暴れていければ。」 春高バレー全国大会は２０２５年１月５日から東京体育館で行われます。