<川口春奈>明石家さんまと“父娘”に 「心はロンリー 気持ちは『・・・』FINAL」のヒロイン(2人のコメント全文)
さんまさんと川口さんのコメントは以下の通り。
◇明石家さんまさんのコメント
――「心はロンリー 気持ちは『・・・』FINAL」を制作することになった経緯を教えてください。
「心はロンリー~」は、毎回、細かいギャグまで作り込んでるんで、制作費もすごく掛かるんですね。だから、もう二度とできないだろうなとあきらめていたんですが、ある日フジテレビの元スタッフから、“「心はロンリー」をもう一度やってください”とお願いされまして。彼が言うには、「僕は『心はロ「でも、たとえ自分が関われなくても、『心はロンリー』の新作を作ってほしいんです」と言われて。そんな熱い思いに心打たれて、動き出した企画なんです。ただ、今日に至るまで、だいぶ苦労しましたけどね。そもそも最初、プロデューサーの渡辺俊介に話を持っていったら、「無理でしょ」って笑われましたから(笑い)。あと、総合演出の三宅(恵介)さんが、今どきのテレビの作り方が分かってない(笑い)。お金の計算が全くできなくて、えらいことになってたみたいです(笑い)。
――ずばり、シリーズの魅力とは?
良くも悪くも、伝わりにくいギャグが多いっていう(笑い)。特に初期の頃は、打ち合わせを夜遅くまでやってたんで、ほとんどが深夜3時くらいに思い浮かんだギャグなんですよ(笑い)。思いついたときはみんなでゲラゲラ笑ってるんだけど、実際に撮影して、あとで見てみたら全然面白くない……ということも多々ありました(笑い)。ギャグの意味が分からないってよく言われるんですけど、逆にそこがたまらないと言ってくれるファンもいるんで、そこは見どころなのかなと。今回は、これまでよりも分かりやすいように作ったつもりではあるんですが、それでも、1回見ただけでは気が付かないギャグもたくさんあると思います(笑い)。
――ヒロインの川口春奈さんの印象は?
こういう特殊なドラマなんで、最初は断られると思ってたんです。でも、ダメもとでオファーしてみたら、即オーケーの返事が返ってきて。びっくりしましたね、「大丈夫?」って(笑い)。で、いざ撮影が始まったら、さらに驚いたことがあって。彼女は、現場でいきなり「これやってくれ」「あれやってくれ」って言われても、戸惑ったり、疑ったりするところが一切ないんですよ。「はい、分かりました!」言うて、全部やってくれる。それと、お芝居の“抜き方”が抜群にうまいんです。そのへんの呼吸も、すごく僕と合うなと思いました。