「報連相」より重要なのは?【ビジネスマナー】「仕事ができない」認定されがちな人のNG行動
職場で自分は「仕事が遅いな」「ミスが多いな」と思った経験はありませんか。仕事ができないと認識される人の行動には特徴があるそうです。では、仕事ができないと認定されやすい人と仕事ができると認定をされる人では何が違うのでしょうか。今回は、今さら聞けない「仕事ができないと思われるNG行動」について、秘書歴約15年でマナーに詳しい、能美黎子さんが紹介します。 【画像】「報連相」より重要なのは? 「仕事ができない」と認定されがちな人のNG行動とは
仕事ができないと思われるNG行動
【元社長秘書のマナー講座】vol. 19 新しい年が始まり、気持ちも一新して仕事を頑張ろうと思っていても「休み明けの仕事でミスをしてしまった」「仕事が遅れがちになってしまう」「なんだか仕事も人間関係も上手くいかないなぁ…」と悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか。では、仕事のミスが起こりそうな時やミスが起こってしまった際、皆さんはどんな対応をしますか? もしかすると、知らぬ間に周囲から「仕事ができない」と認識されるNG行動をしてしまっている可能性があります。今回は、仕事の評価を左右するNGマナーと、「仕事ができる人」と認定される、知っておきたいマナーをお伝えします。
仕事ができないと見られてしまう人の特徴
1. 「ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)」ができていない 周りから「仕事ができない人認定」を受けてしまう可能性が最も高いのが、ビジネスの基本である「報連相(報告・連絡・相談)」ができていない人です。ミスや間違い、クレームなどを放置しておくと、その後大きなトラブルに発展する可能性があるため、迅速な対応が求められます。初期対応の「報連相」をスピーディにできれば、信頼される人材へと評価も変わっていく可能性があるため、改めて心掛けましょう。 2. 言い訳が多い 何か指摘されたときに「いや、それは〇〇という理由で…」と言い訳をする人は周りにいませんか。言い訳をする、わかったふりをしてしまうのは、間違った認識のまま仕事を進めてしまう人に多い傾向があり、自分の保身しか考えていない可能性があります。言い訳が多い人は、言い訳をせずまずは受け入れて謝罪をしましょう。自分で責任をもち、何事にも前向きに取り組む姿勢を見せることが大切です。 3. レスポンスが遅い メールや電話のレスポンスが遅い場合も、仕事ができない人と判断されてしまう可能性があります。仕事は早く終わったほうが良いですが、早い以上に「反応を返す」ことも大切です。基本的に相手が返事を求めている状況では、レスポンスが早い人ほど信頼される傾向があるため、すぐに返信をすることが難しい場合は、一次返信だけでもしておくと相手も安心しますので覚えておきましょう。