中日ドラフト5位・高橋幸佑「プロで20年間はやり切りたい」 憧れの存在、山本昌さんから伝授された長寿の秘けつ
中日からドラフト5位指名を受けた北海道・北照高の高橋幸佑投手(17)が16日、東海テレビのドラゴンズ応援番組『ドラHOT+』(東海ローカル)に生出演した。プロでの長い現役生活を望む左腕は、竜OBで32年の現役生活を送ったレジェンド・山本昌さんと番組で共演。日ごろの体調管理、無遅刻無欠席こそが長寿の秘訣(ひけつ)と伝授された。 ドラフト当日の会見で「プロで20年間はやり切りたい」と決意を述べていた高橋。まさにお手本となる存在と対面した。 「まず『でかっ!』と思いました。自分もプロの世界で長く活躍したいと思っているので憧れの存在です」。山本さんは50歳までマウンドに立った。同じ高卒ドラフト5位でプロに入団。長く野球を続けるために必要なことは何か。緊張しながらもぶつけた質問の答えは体調管理だった。 山本さんは「風邪一つをとっても体調管理が大切。意識せずとも自分の体にアンテナを張れるようになってほしい。僕は入団から無遅刻無欠席で野球を続けてきましたから」とエール。基本である無遅刻無欠席、日頃からの体調管理こそが長寿の秘訣(ひけつ)と伝授された。 本人も体調管理には自信ありだ。「高校3年間は体調不良で1回休んだだけです」。高橋流はとにかくご飯を食べること。寮生活では1日2キロほどの白米をかきこんだ。食べて食べて、成長。ウエートトレーニングにも励み、入学時に120キロだった直球は最速149キロまでにアップした。 プロでは周りの力を借りることも大切。それも山本さんからのメッセージだ。「いちばんの違いは医療。周りに体のことを相談しながら、キャンプとオープン戦を乗り越えれば何とかなると思います。力が付いてくると非常に楽しみな存在です」と期待を込めた。
中日スポーツ