注目の「高卒3年目」 今季の女王争い&ブレーク候補に名乗り出るのは?
川崎春花(同MR48位)
ルーキーの22年に国内メジャー「日本女子プロ選手権」で「19歳133日」の大会最年少優勝、「マスターズGCレディース」で2勝目と、今年の「高卒3年目」で最初に芽を出した。しかし、昨季はパーオン率が72.0486%から68.2353%にダウン。ショットが復調すれば。
小林夢果(同MR157位、QT8位で前半戦出場)
ジャンボアカデミー出身。21年度プロテストで櫻井、竹田、佐藤、尾関、川崎と“高校生合格”を果たし、昨季は下部ツアー最終戦でプロ初優勝、ツアー出場4試合の規定ラウンド数不足ながら、ドライビングディスタンスは266yd。今季は初のツアーフル参戦を目指す。
吉澤柚月(QT28位で前半戦出場)
昨年11月の23年度プロテスト合格したルーキー。「新人戦 加賀電子カップ」は18位。最終QT28位で今季ツアー前半戦をほぼ出場できる見込み。
池ヶ谷瑠菜(QT65位)
22年度プロテストに合格。ルーキーだった昨季はツアー出場21試合で「楽天スーパーレディース」19位を最高に予選通過8回。今季はQT65位のため下部ツアーが主戦場の見込み。
もちろん注目は「高卒3年目」だけではない。「高卒4年目」にも、昨季2位3回などシーズン未勝利者で最高のMR10位となった桑木志帆、同25位の佐久間朱莉、同27位の仁井優花、同45位の内田ことこらがいる。
今季は吉田優利、西郷真央、稲見萌寧が米ツアーに主戦場を移し、主力プロの離脱が目立つ国内女子ツアーだが、穴を埋めるタレントは数多くそろっている。