ムゼッティがグランドスラム大会で初のベスト8進出「子供の頃からこの瞬間を夢見てきた」 [ウインブルドン/テニス]
ムゼッティがグランドスラム大会で初のベスト8進出「子供の頃からこの瞬間を夢見てきた」 [ウインブルドン/テニス]
今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス4回戦で、第25シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)がジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)を4-6 6-3 6-3 6-2で退け四大大会で初のベスト8進出を果たした。 ~結果を随時更新中!~ウインブルドン2024|トーナメント表 第7ゲームでサービスダウンを喫して第1セット落としたムゼッティはそれ以降一度もブレークポイントに直面せず、続く3セットで合計5度相手のサービスゲームを破って2時間3分で勝利を決めた。 21歳の誕生日だったエムペシ ペリカールはこの日もサービスエースを10本決めて4試合の合計は115本となったが、四大大会で史上初となるラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)からの8強入りはならなかった。 「僕はあまり感情的にならないほうだけど、今日はそうなると思う。子供の頃からこの瞬間を夢見てきた。僕のそばにはいつも夢を追いかける僕を支えてくれる本当に素晴らしい家族がいてくれた。コーチのシモーネ・タルタリーニ(イタリア)にお礼を言いたい。彼がいなければ不可能だった」とムゼッティは試合後のオンコートインタビューで語った。 「今日は僕にとって素晴らしい日だ。非常にタフな相手に勝つことができたことを誇りに思う。最初は苦戦を強いられた。彼のような本当に特別なサービスに対応するのがどれだけ難しいか想像もできないだろう」 ムゼッティは次のラウンドで、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を4-6 6-7(4) 6-4 7-6(3) 6-3で破って勝ち上がった第13シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦する。
テニスマガジン編集部