日本の自動車メーカーで夜間作業員だった経歴も…ゴリアットの米国人馬主スチュワート氏とは?
ジャパンC(G1、芝2400メートル、24日=東京)に参戦するキングジョージ6世&クイーンエリザベS覇者、ゴリアット(セン4、F・グラファール)の米国人馬主、ジョン・スチュワート氏(レゾリュートレーシング代表)は米国・ケンタッキー州の出身で、昨秋に競馬業界へ参入した話題の人物だ。ミドルグラウンド・キャピタルという会社の創設者であり、トヨタ自動車で夜間の生産ライン作業員(時給10ドル)だったという経歴が各メディアで紹介されている。 尊敬するホースマンはクールモアの総帥、ジョン・マグナー氏。9月に掲載された「アイリッシュレーシング」電子版のインタビュー記事では「私はオーギュストロダンの大ファンで、クールモアは最高のチームで、その実績は素晴らしいです。オーギュストロダンやヨーロッパの最高の馬たちを相手にゴリアットが見事に勝利したのを見て、すぐに問い合わせをし、所有権を確保することができました」とゴリアットのオーナーになった理由を語っている。 また、「ゴリアットについては、ジャパンカップに向けて独自のロゴと商品を用意するマーケティングキャンペーンを予定しています。これは興味深いものになり、興奮を呼ぶでしょう」と語り、実際にレゾリュートレーシングのホームページで日本語入りのオリジナルグッズの販売を開始。かつてない試みは、日本の競馬ファンの大きな反響を呼んでいる。