新NISA開始により投資が身近になった人が多数。目的のトップは「老後の生活資金」【ウェルスナビ】
4人に3人が、老後の生活資金目的でNISAを運用している
NISA利用者は、何を目的にしてNISAで資産運用をしているのだろうか。回答者のうちNISAを利用中、または利用意向のある3,672人に目的を尋ねると、「老後の生活資金のため(75.0%)」がトップだった。4人に3人は老後のことを考えてNISAを運用しており、長期運用でリターンを得たいと考えているようだ。他に「余剰資金を活用するため(27.2%)」、「子育て・教育資金のため(25.4%)」、「生活費を補填するため(23.7%)」などが回答上位に上がっており、運用益が非課税であることを目的としてNISAを活用している人も一定数いるようだ。
一方、NISAを利用したことがない1,629人にその理由を聞いてみると、トップ3は「NISA制度がよく分からないから(35.9%)」、「どの金融商品を選べばいいか分からないから(34.6%)」、「投資をするだけの余裕資金がないから(31.6%)」だった。投資意向があっても不安感は払しょくできていない、そもそも元手がないといった人もいるようだ。
さらに「お金に関することで、サポートが必要だと思うものをすべてお選びください」という質問に対し、「老後の資金計画」が46.7%と半数近くに上った。やはり新NISAが始まっても老後資金問題は不安だらけのよう。「老後に2,000万円が不足する」と試算した金融庁が、どうやってその資金を作ればよいのかも指南してくれたらよかったのだが、やはり投資は自己責任。知識を増やし、めんどくさがらずにコツコツやるしかないようだ。 出典元:【ウェルスナビ株式会社】
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