いすゞ、平塚市で自動運転バスの実証実験 駐車車両の自動回避や信号機連携など検証
いすゞ自動車は4日、神奈川県平塚市で自動運転バスの実証実験を24日から2025年1月20日まで実施すると発表した。運転士が同乗するレベル2(高度運転支援)だが、路上の駐停車車両の自動回避やバス停からの自動発車、信号機との連携などを検証する。1月9~20日には、初めて一般向けの試乗も実施する。 平塚市はいすゞ、神奈川中央交通、三菱商事、アイサンテクノロジーなどと自動運転の実用化や地域振興を目指す協定を結んでいる。今回もいすゞが開発する「エルガ」の自動運転仕様を神奈川中央交通が運行し、アイサンテクノロジーがシステムの調整と統合などを担う。 今年1月にも平塚市内の約4.3㌔㍍の距離で実証し、自動運転のシナリオやリスクの評価などに取り組んだ。今回も同じコースを走行する。来年1月9日~20日(12日、19日除く)には1日6便、各便先着20人が乗車できる一般向けの試乗体験も実施する。平塚市のウェブサイトで募集する。