ガシャガシャン!→柴犬「おじいさんが…ワンワン」ご近所さんの危険を察知、吠えて知らせた「お手柄ワンちゃん」に称賛の声
犬が「鳴く」のは何かを伝えようとしてるから
ーー犬の鳴き声はトラブルになることも多いですが、周囲の異変を知らせている場合もあるんですね。 「実は以前、飼い主が倒れたら助けてくれるかを知りたくて、2度ほど倒れた演技をしたことがあります(笑)。何の反応もなかったので、うちの犬は無反応タイプだと思っていたのですが、本当に飼い主が倒れたら助けてくれるかもしれませんね。 まめたろうは飼い主の言うことをほぼ理解してくれているように感じます。でも私の方は、犬が伝えようとしていることの一体どれくらいを理解できてるのかなあ、と思います。自分の都合の良いように受け取ってるかもしれません…。犬が人に何かを伝える時の手段は、『吠える』か『噛む』かしかないと聞きます。 まめたろうもなかなか寝てくれず、キューキュー鳴き続ける夜があり、どうして欲しいのかわからず、泣きたくなることもあります…。老犬になればもっとそんな場面が増えると思います。人間に一生懸命伝えようとしてくれているということを忘れずに、これからも犬と向き合っていきたいと思います」 ◇ ◇ 犬が人類と暮らし始めた今から1万1千年以上前。寒い時は寄り添って温め合い、狩猟の相棒として活躍し、番犬として危険を知らせた犬たちのおかげで、人間は生き延びられたという説がある。 住宅密集地では、「犬の鳴き声」はトラブルのもとになることも多い。だが、今回のまめたろうくんのように、「異変」を人間に伝えようとしている場合があることを忘れないでいたいものだ。 (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)
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