関東一の坂井遼が今大会3人目の150キロ超え!準々決勝までの140キロ超えは52人! 【夏の甲子園140キロ超投手・大会12日目】
熱戦が繰り広げられる第106回全国高等学校野球選手権大会は19日でベスト4が出揃った。この準々決勝で最速を更新した投手が2人いる。 【一覧】夏の甲子園140キロ超投手・大会12日目 まず関東一の坂井 遼投手(3年)は東海大相模戦の9回二死、3番中村 龍之介外野手(2年)にフルカウントから投げ込んだインハイのストレートが自己最速の151キロを計測。この球速表示にスタンドは大きくどよめいた。これで健大高崎の石垣 元気投手(2年)の153キロ、花巻東の小松 龍一投手(3年)の150キロに次いで3人目の150キロ到達。昨年の150キロ超えは湯田 統真投手(仙台育英)のみだったため、2人も増えた。 青森山田の関 浩一郎投手(3年)は今大会の最速を1キロ更新する147キロ。4回からリリーフで登場し、好打者揃いの滋賀学園打線を封じ、無失点に抑えた。平均球速141.46キロと、完投勝利を挙げた長野日大戦の140.65キロよりも速く、状態の良さが伺える。準決勝以降もエースとして勝利に導く投球が期待される。 また、17日の3回戦で早稲田実業のエース左腕・中村 心大投手(2年)が140キロを計測。神村学園の2年生右腕・早瀬 朔投手は準々決勝の大社戦で最速141キロの速球、120キロ台中盤のカットボールで、6回を投げて7奪三振、無失点の好リリーフで、今大会勢いに乗る大社打線を封じた。 準々決勝を終えての140キロ超えは52人となった。