ハンドボール・土井レミイ杏利、今季限りで現役引退「決して順風満帆と言えるものではなかった」フォロワー700万人超の「レミたん」
ハンドボール男子で、2021年東京五輪代表の土井レミイ杏利(ジークスター東京)が今季限りで現役を引退する。21日、所属チームが発表した。 土井はチームを通じコメントも発表。「このたび23―24シーズンをもって26年間続けてきましたハンドボール競技を引退する決断をいたしました。思い返すと、ここまでの道のりは決して順風満帆と言えるものではありませんでした。 しかし今日のこの日まで、何度挫けそうになっても前に進み続けることができたのは、家族、チームメイト、スポンサーのみなさま、そしてファンのみなさまの支えがあったからこそです。これはこの26年間において一番の財産です」などと思いを記した。 13年~19年に世界最高峰フランスのプロリーグでプレーし、17年にはフランスのオールスターゲームに日本人選手として初出場。日本代表では19年5月から主将を務め、東京五輪にも出場した。また動画投稿アプリ「TikTok」のフォロワー700万人超を誇る「レミたん」としても活動し、競技の認知度向上などに貢献してきた。 現役最後の公式戦は5月24日から始まるJHLプレーオフとなる。また、6月29日のファンクラブイベント「ファン感謝祭」であいさつも行う。
報知新聞社