「気持ち100%」巨人・丸が16戦ぶり4号3ランで25試合連続出塁
◆日本生命セ・パ交流戦 楽天7x―6巨人(11日・楽天モバイル) 低い弾丸ライナーが一直線で右翼席に飛び込んだ。3―2と1点差に迫られた直後の4回2死一、二塁、丸がポンセから4号3ラン。「打ったのは真っすぐです。追い込まれていたので食らいつく気持ち100%でいきました。食らいつけて良かったです」。2回の球団通算1万1000号となった岸田、同1万1001号の泉口の2者連発に続き、今季61試合目でチーム初の1試合3本塁打となった。 カウント2―2と追い込まれていた。初球の154キロと4球目の151キロを空振りしたが、5球目の153キロを完璧にとらえて最高の結果にした。「追い込まれていたので、あまり難しく考えず、ストライクゾーン近辺にきたら食らいついていくしかなかったので。うまく打てたなとは思います」。打席の中でタイミングの取り方を微調整して対応する高度な技術が詰まった一発。5月22日の中日戦(東京D)以来、自身16試合ぶりの本塁打で連続試合出塁も「25」に伸ばした。
報知新聞社