乃木坂46・山下美月 東京ドームでアイドル最後の日 「皆さんが私のことをアイドルにしてくれた」
乃木坂46・山下美月さん(24)が5月11日、12日に東京ドームで卒業コンサートを行い、アイドル活動を支えてくれた、ファンや家族・スタッフへ感謝を伝えました。 【画像】卒業発表した乃木坂46・山下美月 4年前の写真集、なぜ売れ続ける? 背景を取材 山下さんは2016年に乃木坂46の3期生として加入。表題曲のセンターを務めるなどグループをけん引、モデルや俳優でも活躍してきました。 約8年間にわたるアイドル人生の集大成となった卒業コンサートは、自らセットリストを考案しました。2日間で約10万人(主催者発表)を動員、また、インターネット生配信も実施され、多くのファンが山下さんのアイドル活動の最後を見守りました。
『卒コンっぽくない内容』をテーマに、グループの基盤を築き上げた先輩メンバーへのリスペクトを込め、さまざまな場面で現メンバーにもスポットが当たる形で進行していった卒業公演。美月の『美』にちなんだ楽曲ブロックのほか、グループ内の軍団ごとの“軍団”曲ブロック、メンバー全員が“うさみみ”をつけてパフォーマンスするなど、多彩なセットリスト&演出を見せました。 コンサートの途中では、同じ3期生である与田祐希さん(24)が「あなたは乃木坂の誇りです」、久保史緒里さん(22)が「ずっと言えなかったけど……最後に言わせてください。山下をずっと尊敬していたし、ずっと大好きでした」とメンバーそれぞれが思いを伝えました。 アンコール前の本編ラスト曲は、3期生楽曲の『思い出ファースト』を披露し、山下さんは「私にとって一生忘れることのない、大切な思い出がまたひとつ増えました。アイドルとして私は全力を出し切ったし、何も悔いはないし、ここから前を向いて生きていけます」とメンバーやファンへ伝えました。
■「また来世も皆さんが私のことをアイドルにしてください」アンコールでファンへのメッセージ
アンコールでは山下さんの卒業セレモニーに突入。白いドレスで登場した山下さんはここまで自分を育ててくれた家族や、スタッフへの感謝の気持ちを伝えました。 さらに続けて、「アイドルとしての私はきっと、自分で言うのもなんだけど、すごく強かったと思う。でも、ひとりの人間としてはめちゃくちゃ脆くて弱かった。これから少しお休みをいただくんですけど、また皆さんにお会いする機会を絶対作るし、皆さんが安心して応援できるような存在であり続けたいなと思うので、どうかこれからもずっと見守ってくださったらうれしいです」と今後に前向きな姿勢を見せました。 そしてこれまで応援してくれたファンに対して「私は生まれ変わっても絶対にアイドルになりたいです。皆さんが私のことをアイドルにしてくれたので、また来世も皆さんが私のことをアイドルにしてください」とメッセージを届けた。