かつては日本一に貢献も移籍先で死球きっかけに戦力外通告 “1球”に泣いた福田秀平が新設球団で若手に伝えたいこと
偉大な大先輩のエールに感激
その福田選手のことを誇らしく思っている仲間がいる。 WBCに3度出場し、プロ通算2186安打など数々の偉大な記録を打ち立てた内川聖一さんだ。現在はフジテレビ系スポーツ番組「すぽると!」の解説者として第2の人生を歩む大先輩であり、共にソフトバンクで日本一を経験した仲間でもある。 内川聖一さん: プロ野球といっても2軍の試合しかない中で、一生懸命に野球に取り組んでいる秀平を僕はすごく格好良いと思いますね。最後に自分が「野球はもうお腹いっぱいだ」と言える瞬間まで頑張ってほしいと思いますし、秀平がコツコツ頑張っている姿を見てくれる若い選手がいるはずなので、そういう選手のためにも頑張ってほしい。(試合を)見に行くから!秀平の活躍を見て、夜 美味しいご飯でも(一緒に)食べられればうれしいと思う。これからもがんばってください 先輩からのエールに福田選手は「頼もしい姿をずっと背中を見てきたので、そんな偉大な方からメッセージをもらえてすごくうれしい」と喜んだ。
“1球の重み”を伝えたい
チーム最年長のいま、自らが若手の“羅針盤”という自覚を持っている。 憧れの先輩からのエールに、福田選手は「1球にかける思い、1球にかける重みを僕はわかっているつもりなので(若手に)伝えていきたい」と自らの役割をかみしめる。 いつも全力で挑みケガで何度も悔しさを味わったが、野球人生に悔いはない。 福田秀平 選手: 静岡に勝負かけるという思いできたので、1日1日がんばって(内川さんが)言ったように“お腹いっぱいになって”終わりたいです。その積み重ねだと思っているので、まずは目の前の1日1日をがんばりたい ウエスタンリーグのくふうハヤテは6月16日時点で15勝41敗4分、勝率.268と最下位ではあるが、最後まであきらめない姿勢を見てファンも増えている。 福田選手の1球にかける思いがチームを躍進に導いてくれるかもしれない。 (テレビ静岡)
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