東京湾シーバス爆釣劇

動画連動の好評連載、奥田学さんによる『365Daysフリースタイル』はいよいよ第6回目。シーズン1のラストを飾るのは、近年注目の秋の風物詩、東京湾ボートシーバス・ビッグ&ジャイアントベイトゲーム。今回もまた80UPモンスターを含む、驚きのゲーム展開を魅せてくれたのだった。 【画像】激ウマ《ハゼ天丼》で恍惚昇天！

奥田学

おくだ・まなぶ/ジャイアントベイト、そしてアンブレラリグなどストロングスタイルを主軸に、現場最大級のバスを仕留め続けるMr.バンタム。愛称は“ロボ奥田”。直立不動で精密機械の如く狙った獲物を確実に仕留めるのがその名の由来だ。当連載ではバスのみならず、淡水海水の大物ゲームに挑む氏のフリースタイルをお届けしている。

取材地：東京湾（神奈川県沖～千葉県沖）

横浜みなとみらい～浦安TDL湾岸エリア全域をラン&ガン潮や天候のタイミングを見計らって百戦錬磨の船長が厳選するエリアをラン&ガン。西は神奈川県から東京を挟んで、東は千葉県エリアまで、東京湾岸を所狭しと縦横無尽に疾走。 横浜市内を流れる運河から出船して、東京湾岸エリア全域のアーバンな景色を楽しみながら大型シーバスを狙うガイド船。界隈屈指の釣らせる船長、家田成大さんが徹底サポート。予約困難の超人気船宿のため、公式サイトを要チェック！

ジャイアント&ビッグベイトで挑むシーバス船

奥田「今回も80オーバー獲りたいね」 当連載の第6回目、シーズン1のラストを飾るのは、東京湾・秋の風物詩とも言えるボートシーバスをお届け。コノシロを果敢に追う大型シーバスをターゲットとしたゲームは近年、ファンから熱い支持を受け大盛況。船宿は予約困難必至で、奥田さんは約半年前からこの時を待っていた。 奥田「使うのはコノシロにマッチ・ザ・ベイトのビッグベイト、ジャイアントベイト…ていうか、それしか持ってきてへんけどね（笑）」 ベイトの居場所を突き止め、ターゲットの活性に合わせて如何なるアプローチで食わせるのか。そして大型ルアーのパワーを如何に活用するのか。そこがこのゲームの醍醐味でもある。 奥田「今は活性が高いわけじゃない。リアクションで、魚のスイッチを入れて浮かせないと食わへん」 成長した秋のコノシロサイズに合わせ、厳選したアーマジョイント280S Fを軸にジャイアント&ビッ グベイトを大遠投。 ただ投げて巻けば食うほど、このゲームは甘くない。取材当日の早朝、まずは手持ちの中から最大サイズとなるアーマジョイント280SFを大遠投&超高速巻き。すると船べりまで追尾してきた大型がミスバイト。 奥田「こんな時に大切なのは、止めずに誘い続けること。ホラ！」 1度のミスを無駄にせず、次のバイトへと即座に繋げた奥田さん。いつもながら精密機械の如く冷静な判断とアプローチだ。