料理は「ラクじゃないわぁ」と思うけれど…神崎恵が紹介する“3人の息子のため”につくる毎日ご飯
最近は、息子たちが料理を作ってくれたり
──神崎さんにとって「食べること」とは? 自分らしくしっかり生きていくために欠かせないもの、でしょうか。よく、食べるものが身体を作ると言いますが、私もお料理は心や体を育て守るためにとても重要だと思っています。自分が自分らしくあるためにも、息子たちがしっかり生きていくためにも、「食べる」ことを大事にしてきたように思います。 最近は、息子たちが料理を作ってくれたりもするようになったので、単純に「作り手が増えてありがたい!」と頼もしく感じています。 ──息子さんのために、レシピも書き残されているのですよね。 はい。「これ、おいしい」と言ってくれたものから、一瞬でお皿の上がきれいになるものなどを息子たちに残せるように手書きでレシピノートを残してきました。 でも今回、本が出たことで「カラーの写真つきで、材料とプロセスもていねいに書いてあると作りやすい」と、息子たちが本を見ながら、いろいろ料理を作ってくれるようになりました。 私にとって、「料理は息子たちへのラブレターみたいなもの」と本のあとがきでも書きましたが、息子たちも、自分や大切な人にご飯でエールを送れるようになってもらえたら嬉しいなと感じています。 神崎恵 美容家。1975年神奈川県生まれ。美容誌をはじめ、『ESSE』(扶桑社)ほか多くの雑誌で連載を持つ他、 企業のタイアップやイベントの出演も多数。また、コスメブランドのアドバイザー、アパレルブランドとの 商品開発など活動の幅を広げている。 3人の息子をもつ母として、日々の暮らしや美容情報満載のInstagramはフォロワー数80万人超え、 現在は神崎美容塾の塾長として、後進の育成にも尽力している。書籍も数多く執筆し、 著書累計発行部数は170万部を突破。料理本としては本書が初。 撮影/花盛友里(人物) 山川修一(料理) ヘア/津村佳奈(Un ami)
相澤洋美