「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」埼玉の高校1年生・佐藤倖斗さんがグランプリ やってみたい仕事は「ローソンのCM」
俳優の武田真治(51)、菅田将暉(31)らを輩出した「第37回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」最終選考会が24日、東京都内で開かれ、応募総数1万3465人の中から、グランプリに埼玉県在住の高校1年生、佐藤倖斗(さとう・ゆきと)さん(15)が選ばれた。 グランプリ受賞者の名前が読み上げられた瞬間、佐藤さんは、きょとんとして、どこか現実感がなさげな様子。それでもだんだんとうれしさが込み上げ、トロフィーを受け取るとほほ笑んだ。去年も同コンテストに応募しており2度目の挑戦。「この舞台に立たせていただいているのが光栄。去年はベスト200で敗退してしまって、そこから皆さんの温かい応援のおかげでグランプリをいただけて感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びをかみしめた。 コンテスト終了後の囲み取材で佐藤さんは受賞時を振り返り「ハプニングがありました。寸前に指をケガしてずっと血が出ていて、呼ばれたときは頭が真っ白でした」と心ここにあらずだった理由を明かした。応募したきっかけは子どものころ、ケガで入院していたときに「仮面ライダー鎧武/ガイム」から勇気をもらったことだと話し、「自分も誰かを元気づけられるような俳優になりたいと思った」と力を込めた。 今後やってみたい仕事を聞かれると「たくさんあるんですけど、甘いものが大好きなのでローソンのCMに出たい」と白い歯を見せ、続けて「俳優として仮面ライダーはもちろん、歴史が好きなので大河ドラマにもいつか出てみたい」と思いをはせた。
中日スポーツ