母刺した疑いで中2女子を逮捕 病院で死亡、愛知・大治町
6日午前1時15分ごろ、愛知県大治町の集合住宅の一室で「腹を刺された」と女性の声で119番があった。救急隊が駆け付けると、この部屋に住む職業不詳の女性（40）が腹部を刺されて倒れており、意識不明の状態で病院に搬送された。津島署は殺人未遂容疑で女性の中学2年の娘（14）を現行犯逮捕。母親は同日午前5時50分ごろ、死亡が確認された。署は容疑を殺人に切り替えて詳しい経緯を調べる。 【グラフ】22年刑法犯、20年ぶり増加 犯罪情勢、コロナ緩和影響か
逮捕容疑は6日午前1時10分ごろ、自宅で殺意をもって母親の下腹部を包丁で刺した疑い。死因は外傷性出血性ショックだった。現場の部屋には女性と娘以外にもう1人がいたという。 署によると、消防から110番を受け、救急隊員と警察官が駆け付けた。逮捕後に警察官が「お母さんを刺してしまったのか」と尋ねると、娘は無言でうなずいた。受け答えがままならない様子だという。 逮捕された娘について、大治町教育委員会は町立中の生徒ではないとしている。
