2021年6月に改正食品衛生法が施行されたことに伴い、漬物の製造と販売に食品衛生管理が義務付けられ、2024年6月から保健所の営業許可が必要となりました。 2023年11月、徳島県が県内の直売所で漬物を販売する農家を対象に実施したアンケートでは、回答のあった111人のうち59人が販売を「断念する」と答え、「継続する」と答えたのは46人でした。 営業許可に必要な施設整備費などが、負担になっているということです。 吉野川市や阿波市、つるぎ町では、施設整備費の半額を補助する制度があり、県でも3軒以上の農家の申請で施設整備費の一部が補助される制度があります。 県は手作り漬物の伝統を守るため、補助制度の利用を呼びかけています。