ヤクルト・丸山翔大、師匠の田口麗斗に〝宣戦布告〟「試合の最後を投げたい」 自主トレ先のハワイに出発
ヤクルト・丸山翔大投手(26)が21日、成田空港発の航空機で自主トレ先のハワイに向けて出発した。昨オフに続いて田口麗斗投手(29)の下、常夏の島で鍛錬を積む大型右腕は「また1年が始まるなという気持ちでいます」と胸を高鳴らせた。 2021年に西日本工大から育成ドラフト4位で入団し、4年目の今季は中継ぎとして27試合に登板。1勝5ホールド、防御率0・57をマークして存在感を示したが、「1年間、(1軍で)投げられなかったのは悔しいところ」と課題を挙げ、「パフォーマンスの波を減らすことに目を向けつつ、ベースを上げていければいい」とレベルアップを誓った。 昨オフ同様、今回の自主トレでは、管理栄養士の資格を持つスタッフが同行。食事からも進化を図る。194センチ、90キロの丸山翔は、体重の増量を考えており「食事の面でももっと食べて、体を大きくしないといけない」ときっぱり。「サポートしていただける環境を整えてもらっているので、しっかり増やしたい」と力を込めた。 師匠の田口からは常に「俺を超えるぐらいに来い」との言葉をかけられているという。師匠が来季、守護神奪還を目指す中で、26歳は「試合の最後を投げたい」と〝宣戦布告〟。田口は将来的な米大リーグ挑戦を意識しているため「メジャーに行く前に超えてやりたい」と闘争心を燃やした。一冬越えて進化した姿を披露する。