iOS 18の新機能でパスワード管理もラクラク!『パスワード』アプリで一括管理する方法
パスワードを変更したい場合は画面右上の「編集」をタップ(左写真)。次に「パスワードを変更…」を押せば、ここでパスワードを削除したり変更することができます(右写真)。
「パスワード」アプリを使うときの3つの注意点
iOS 18で単独アプリ化された「パスワード」アプリでは、数多くのWebサイトやアプリで使うIDやパスワードを一括管理してくれるので、とっても便利なのですが、利用する際はいくつかの注意点もありますので、事前に確認しておきましょう。 ■【1】パスワードがすべてバレてしまう可能性も! 「パスワード」アプリではiPhoneで使用するIDとパスワードをすべて一括管理しているので、万一iPhoneが盗まれたり、ハッキングされてしまうと、すべてのIDとパスワードが漏れてしまう可能性もあります。 もちろん、iPhoneが盗まれても本体のロックでFace IDやTouch IDを有効にしておけば、他人がそう簡単にアナタのiPhoneを使うことはできません。それでも、さらにセキュリティを強化したい場合は、「パスワード」アプリ自体にもロックをかけておきましょう。これならIDやパスワードが漏洩する可能性は低くなります。 ■【2】連携したiCloudからパスワードが流出してしまう可能性も! 「パスワード」アプリはiCloudと連携してIDとパスワード保存をしています。したがって、iCloudのセキュリティが破られてしまうと、iCloud経由でIDやパスワードがバレてしまう恐れもあります。もちろん、iCloudのセキュリティが破られる可能性は極めて低いと思いますが、万一に備えiCloudでは「2ファクタ認証」を有効にしておきましょう。 設定方法は、iPhoneの設定から自分のアカウント「Apple Account」をタップしたら「サインインとセキュリティ」を押し、「2ファクタ認証」をオンにするだけです。これで、iCloudにログインするときに電話番号やパスワードでの認証が必要になるため、iCloudからのIDとパスワードが流出する可能性はほとんどなくなるでしょう。 ■iCloudで「2ファクタ認証」を有効にする手順