ユネスコ創造都市の認定目指す"韓国・清州市の文化財団" 先輩格の金沢市の文化を視察
ユネスコ創造都市の認定を目指している韓国・清州市の文化財団のメンバーが12日、すでに認定を受けている金沢市の現状を視察し、両市の協力関係を確認しました。 【写真を見る】ユネスコ創造都市の認定目指す"韓国・清州市の文化財団" 先輩格の金沢市の文化を視察 視察に訪れているのは韓国・清州市文化産業振興財団の一行6人で、大樋美術館で11代大樋長左衛門さんから2009年にユネスコ創造都市に認定された工芸都市、金沢の現状について説明を受けました。 2023年の清州工芸ビエンナーレに招待された大樋さんは、京都の公家文化とは異なり金沢は独自の武家文化であると紹介。大樋焼の歴史や取り組みについても語りました。 一方、財団のビヨン・ヴァンソフ代表理事は、清州市が韓国で初めて文化都市に認定され文化意識が高い土地柄であると説明しました。 大樋さんは今後、工芸協会同士で姉妹提携を結ぶことや工芸コンペで連携することなどを提案し、お互い、両市の関係を深めていくことなどを確認していました。
北陸放送