「シャドーの選手が…」久保建英がサッカー日本代表の現行システムを語る。中国代表の奇策にも言及【W杯アジア最終予選】
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)で中国代表と対戦した。日本はこの試合に3-1で勝利し、グループリーグ突破に王手をかけた。この一戦のあと、1アシストを記録した久保建英がフラッシュインタビューに応じている。 【最新順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選 この試合のファーストゴールは久保によるコーナーキックから生まれている。39分に左からクロスをあげると、小川航基がヘディングで得点。後半は中国に1点を返されるも、日本が計3得点を叩き込んで快勝をおさめた。 久保はアシストのあとも攻撃陣を牽引し、チャンスメイクに奔走。84分にピッチを退くまで、相手チームの脅威であり続けた。中国はFIFAが推奨するピッチ幅より狭くラインを設定したが、同選手をはじめとする日本のプレイヤーはその奇策にも上手く対応していた。 久保は「とにかく狭かった。テレビで見てるよりも相当狭く感じました。相手もやはりスライドを意識して、広いピッチでカウンターから点を取ってきているので、それに加えて(フィールドが)狭くなってくると並大抵のヨーロッパのチームより速さを感じました。ちょっとびっくりしましたね」と語り、対応に苦労したことを明かした。 自身のアシストについては「練習通り」と述べ、最終予選の日本代表における3-4-2-1システムのシャドーの役割についても言及した。「シャドーの選手がゲームを作るっていうのが今の代表のやり方だと思います。(自分は)ボランチの選手と連携して、守田(英正)選手の代わりに入った田中(碧)選手もビルドアップのところで何本も楔のパスを入れてくれました。誰が出てもやれるということを証明できたかなと思います」と語っている。 なお、次節バーレーン代表戦に勝利すると、日本のワールドカップ本戦出場が確定する。3試合を残して本戦への切符獲得は史上最速だ。
フットボールチャンネル編集部