結局「界隈」ってどう使うんですか? 大学生の”流行語大賞”1位は「界隈」 「天国界隈」の意外な意味
2024年の「ユーキャン新語・流行語大賞」は「ふてほど」でしたが、株式会社ビーウェルが大学生を対象に行った調査では、2024年の流行語第1位は「界隈」でした。 「界隈」というワードは実際にどのようにして使われているのでしょうか。大阪・梅田で調べてみました。
(Q.「界隈」とはどういう意味?) 「グループみたいな」「集まっている集団に対していうことが多い」 「サウナいく人だと『サウナ界隈』とか」
界隈といえば、元々は「梅田界隈」や「なんば界隈」など特定の地域や周辺を指す言葉ですが、最近は異なった使われ方もしています。
山や川など自然豊かな場所を楽しむことを「自然界隈」、風呂に入らない人たちのことを「風呂キャンセル界隈」などと呼ぶようです。
(Q.「風呂キャンセル界隈」とはどういう意味?) 「お風呂に入らずに寝るみたいな」 (Q.周りにそういう人がいる?) 「友達で1週間とか、2週間入らないとか」、「メイク落とさずお風呂も入らないみたいな」「ずっと家にいる日とか冬やし汗かかないし、ならきれいかみたいな」 (Q.「風呂キャンセル」をカミングアウトされたらどう返す?) 「え、汚い(って返す)」
ほかに「天国界隈」という界隈も。 「おじいちゃん、おばあちゃんがtiktokに出てくると、『天国界隈』と書かれている」 「ほのぼのしているというか、おじいちゃんおばあちゃんがダンス踊っていたりとかネット使いこなしている人を『天国界隈』と」
突如現れた「界隈」という言葉。昔から〇〇族や〇〇派〇〇系など、人のジャンル分けに使う言葉は存在してきました。 その流れを組むものだと考えれば、若者の流行語だからといって恐れる必要はなさそうです。