総菜の品ぞろえを強化 平和堂、守山区に新店オープン
滋賀県を地盤に総合スーパーを展開する平和堂(本部滋賀県)は15日、名古屋市守山区茶臼前9の1に「守山小幡店」をオープンした。店内で焼くパンや、目の前で手作りするお好み焼きなど総菜の品ぞろえを強化する。 愛知県内では20店目、全国で166店目。売り場面積は約1500平方メートル。 守山区は名古屋市内で3番目に人口が多く、子育て世代や、50代以上の利用を見込む。周辺の長久手店、春日井宮町店、春日井庄名店とはいずれも4キロメートル以上離れており、空白地帯を埋める形で出店した。 愛知県は出店の重点地域に定めており、7店を展開する岐阜県を含めて東海エリアで売上高500億円を目指している。現在愛知で350億円、岐阜で120億円と計470億円を売り上げており、目標に迫ってきた。 同日開いた店舗説明会で夏原行平副社長執行役員COO(最高執行責任者)は「空白地帯への出店と、既存店の底上げで早期に目標達成したい」と話した。