大激闘を制して6年ぶり優勝の張本智和を中国メディアが“警戒”「卓球王国・中国にとって最大の強敵だ」
1月28日、卓球の全日本選手権大会は男子シングルスの決勝が行われ、張本智和（智和企画）が戸上隼輔（明治大）をゲームカウント4－3で下し、6年ぶりとなる優勝を果たした。 卓球史に残る死闘を制した。前回大会に続き、決勝の舞台で対戦することとなった両者。張本は序盤から戸上に主導権を握られ、ゲームカウント1－3まで追い込まれたが、その後は驚異の巻き返しを見せる。第5ゲームを11－9で奪取しゲームカウント2－3とすると、第6ゲームでは14－12、第7ゲームでは16－14で激闘を制し、張本が大逆転勝利を飾った。 大激闘となった男子シングルスの決勝。この試合には日本のファンだけでなく、卓球王国・中国のメディアも熱視線を送った。中国メディア『捜狐』は記事を配信し、この試合について「男子シングルス決勝は興奮に満ちた試合と言える試合だった」と反応。また、「張本は8度のマッチポイントを奇跡的にしのぎ、最終的に16-14で勝利した。ゲームカウント1－3から勝利したのだ」と激闘を振り返った。 さらに、同サイトの別記事では「卓球王国のライバル！張本智和が6年ぶりの優勝！8度のマッチポイントをしのいだ」と題して記事を配信。「張本がこの試合で優勝するのは簡単ではなかった。逆転が続く非常にクレイジーな試合となったが、最終的には張本が強さを見せつけて優勝を果たした」と、死闘を制して6年ぶりの優勝を果たした張本を称賛した。 また、記事内では「張本はパリ・オリンピックの中国にとって最大の強敵だ。非常に強くてコンディションも良いため、中国は大いに注意する必要がある」とも記載。張本の実力を認めつつ警戒していた。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
